女子大生のママチャリ冒険記 3

道後温泉よりゴーバックホーム

 

ママチャリ旅も後半に差し掛かって来ました。ここまでの総距離120キロ越え!やっと着いた道後のゲストハウスにて朝、目は覚めたけれども中々起き上がる事が出来ません。JD社長です。

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(頭で分かってても体がついて行かない朝。)

そしてなんとも重大な事実がここで発覚する事になります。私、言っていましたよね。『2泊3日のママチャリ旅』と。ナメてますね。はい、ナメてました。

昨日の夜、考えたんです。え、明日1日で尾道までゴーバック?え、2日かけてようやくたどり着いた道を?え、無理じゃね??

甘いですねぇ〜。いつも驚く程に計画の詰めが甘い。フワッフワのベットに寝転びながら決めました。「うん。無理だ☺️」と言う事で、急遽3泊4日のママチャリ旅になりました(*´ω`*)

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(3泊4日ママチャリ旅へ)

たまたま初日にお世話になった『シクロに家』に空きがあったため、3日目の本日も泊めて頂く事にしました。

無事今夜の安全も確保し、重たい体、足、お尻をあげて、フワッフワのベットを提供してくださった素敵なシナモンゲストハウスにも別れを告げ、いざ、今治に向けてチャリを漕ぎ出しました。

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(『シナモンゲストハウス』)

ちなみにシナモンゲストハウスでは銭湯セットでシャンプー、リンス、ボディソープなどを無料で貸し出して頂けます!しかも道後温泉から本当に徒歩3分もかからないような距離にあり、本当に素敵なゲストハウスでした。)

 

外に出てママチャリを漕ぎ出してみると、驚く程に暑かったです。ぶっちゃけ3日目ににしてママチャリ旅一番の暑さでした。

なので脱水、熱中症スマホの故障にだけは本当に気を付けました。コンビニを見つける度に休憩に寄って、何か食べたり、栄養ドリンクを補給したりしました。ちなみに、出発してすぐに暑さがやばい!と思った私は、コンビニに走って冷えピタを買い、全身3箇所くらいに貼りまくってました。あと、本当に効果あるかは分からないんですが、一応スマホにも冷えピタを貼ってあげてました。笑

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熱中症対策に冷えピタを貼りまくっていた。)

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(脱水対策にはウイダー飲んでました。)

本当に正しい対策方法かは分からないんですが、こう言うのは半分くらい気持ちの問題もあると思ってたので、思いつく対策をやれるだけやって強気でチャリを漕ぎました。

冷えピタは割と本当に効果があったように感じます。つける前よりもだいぶ体温が下がったように感じました。

 

3日目にもなると慣れたもので、本当にチャリを漕ぐのが楽に感じました。楽、と言うか、明らかに時間と距離の感覚がおかしくなります残り15キロとか、チャリで1時間とか、めっちゃ近い!って感じちゃってました。

しかも結局今治に泊まることにした為、気持ち的にもかなり楽で心地いい気持ちでママチャリを漕ぎました。

 

まぁ、悠々とチャリを漕いでいましたら、初日にとても仲良くなったシクロの家のスタッフさんから「夕陽を一緒に観に行きませんか?」って、もう訳わかんない位に素敵なラインを頂きました。もうそんなん「行くぅぅぅぅぅ!!!」

と言う事で、シクロの家へと帰る前に『鴨池海岸』と言う、今治でもかなり夕陽が綺麗な海岸に向かう事にしました。場所的にゲストハウスからは少し離れているのですが、向こうも自転車で来て、途中で合流して案内してもらう事になりました。

 

もうそこからは足取りが軽い軽い。ペダルが回る回る。道も一度通った道なので迷う事なく、予定していた合流時間よりもかなり早く合流場所に着きました。合流場所をコンビニにしていたのですが、そのコンビニにイートインコーナーがあって、もうホント神!じゃがりこ食べながらその方を待っている時は、至福のひと時でした。

 

一緒に夕日を見に行く方は、なおちゃんと呼んでいたのですが、なおちゃんも早く着いたことを知らせるとすぐに来てくれました。
 

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(なおちゃんとの合流)

自転車できたなおちゃんと合流した時は本当に感動の嵐!たった3日間の事なのに時間が経てば経つほど、たくさんの人に出会っていることを実感しました。

 

そして、いざなおちゃんと鴨池海岸へ!

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(『鴨池海岸』泣かす気か!)

(鴨池海岸にはキャンプ場などもあります。)

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(鴨池海岸の夕陽)

あぁ〜。旅をしていて本当に実感するのが、『本物の景色』ってあるなっていう事です。写真や映像や言葉じゃ、どうしても伝えられないもので、シチュエーションや感情全てが本当にマッチした時にだけ見れるものなんだと思います

鴨池海岸の夕陽はまさに私にとって、『本物の景色』『本物の美しさ』でした。これを感じられるのも旅人の特権なんだろうなぁ、と思います。

 

夕陽を見終わった後は、なおちゃんと魚や旅やお互いの故郷について語り合ったり、歌いながらチャリをこいでゲストハウスに向かいました。

ずっと一人でチャリを漕ぎ続けてた私にとっては、本当に言いようの無い素敵で、感動的な経験でした

 

ゲストハウスに着いたら皆さんから「おかえり〜!!」と迎えられ、一緒に夕ご飯を食べに行ったり、歌ったり、また熱く語り合ったりで、未だに本当に忘れられない夜です。

 

そして、いよいよ明日こそ尾道に帰ります!

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次回!ゴーバック尾道やっぱりやっぱり、無事に帰りつけるのか!?とか言っときます。

そして、人生初のヒッチハイクを、、、、